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<薬膳レシピ>
2025年12月15日(月)
【薬膳レシピ】かぼちゃのシナモン煮 ~冬至の薬膳~
冬の訪れを感じるこの季節。
体を温める食材を自然と取り入れたくなりますね。
今月は、そんな冬至にぴったりのスイーツのような
“やさしい甘さの薬膳おかず”をご紹介します。
私も伊藤千鶴子先生と一緒に参加しまして、
とても楽しい時間を過ごさせていただきました。
セミナーのチラシの伊東先生のプロフィールで、
「食べることは生きること。癒すこと。」
の言葉が心に響き感銘を受けました。
私のプロフィールでは、身近な食材を使って簡単で、
美味しくて実践しやすい薬膳を伝えています。
このおもいは薬膳師になって
活動を始めた頃から変わらずに持ち続けています。
今月は、私の冬の薬膳として必ず登場する
女子人気の高いおはこのレシピ、
かぼちゃのシナモン煮を紹介します。
かぼちゃは、抗酸化ビタミンA・C・Eが豊富で、
活動エネルギーの「気」を補い力をつけます。
シナモンは冬の寒さで冷えた体を温め、
血流を正常にします。
はちみつは、冬の寒気に伴う乾燥に弱い肺を潤し、
咳、便秘によいです。
生クリームは、気血津液を補い、
臓腑組織の機能を高めます。
今年の冬至にいかがですか。
補火助陽、補中、潤肺

【材料】作りやすい分量
かぼちゃ 種とって300g
塩 小さじ2
生クリーム 50ml
はちみつ 大さじ1~1.5
シナモン 小さじ1
【作り方】
①かぼちゃは皮ごと煮物に使うように切る。
鍋にかぼちゃが浸るぐらいに水、塩も入れ火にかける。
しょっぱいぐらいの塩加減にする。
②沸いてきましたらシナモンを入れる。
③かぼちゃが崩れるぐらい柔らかくなったら
火を止め、ざるにあげる。
④同じ鍋に生クリームとはちみつを入れ、
火にかけはちみつが溶けてぐつぐつしてきたら
火を止め、かぼちゃを加え混ぜ合わせる。
| 食材 | 性味 | 帰経 | 効能 |
| 桂皮 | 熱/辛甘 | 腎脾心肝 | 補火助陽、散寒止痛、温経通脈 |
| かぼちゃ | 温/甘 | 脾胃 | 補中、益気、潤肺、平喘、解毒、通便 |
| はちみつ | 平/甘 | 脾胃肺大腸 | 補中、潤燥、潤肺、止咳、通便、解毒 |
| 生クリーム | 平/甘 | 心肺胃 | 補益、和中、補虚損、生津、潤燥 |
薬膳食典 食物性味表 第2版
栄養士、国際中医薬膳師、中医薬膳茶師、
紡ぐしあわせ薬膳協会認定講師
野田知子





















