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お知らせ・コラム

<薬膳コラム>

2022年5月1日(日)

【薬膳コラム】夏も近づく八十八夜

国際中医師、国際中医薬膳師、薬剤師、
紡ぐしあわせ薬膳協会認定講師 伊東千鶴子です。

 八十八夜は立春を一日目として、
数えて八十八日目にあたる日で、
今年は5月2日となります。


 八十八夜は末広がりの八が重なることから
縁起の良い日で、この日に摘み取られるお茶を飲むと、
一年間無病息災で過ごせると伝えられています。


「八十八夜を迎えました」と、
茶畑で新芽を摘む女性の様子がニュースで
取り上げられているのを見たことがあるかと思います。


その年、最初の新芽を摘み取ってつくった一番茶は
その後に摘み取る二番茶、三番茶と比較して、
最も品質が良いといわれています。



 緑茶はその食性食味は涼苦甘、
帰経は心肺胃で、全身の臓腑組織を滋潤、
濡養する津液を生み出す、口やのどの渇きを癒す、
身体の熱を冷ます、身体の余分な水や
たまった老廃物を排出する、
消化不良を改善する働きを持っています。



 緑茶の渋味成分のカテキンは抗酸化、
抗高血圧、抗血糖、抗菌など、
広く注目されています。


緑茶の旨味成分のテアニンには
リラックス効果があり、
苦味成分のカフェインは
眠気や倦怠感を軽減します。


 日本人が食後の緑茶で消化を助け、
気分転換する習慣は、
理にかなっていると思いませんか。

また、目が充血する、目のかすみが気になる時には、
目の症状を改善する菊花を少し加えてもよいでしょう。



 子どもの頃、家族旅行で列車に乗ると、
父がポリ容器に入った緑茶を買ってくれました。
急須で緑茶をいれる家庭で育ったので、
ペットボトルに入った緑茶には抵抗がありましたが、
いつからか、外出した時など、
気軽に購入するようになっていました。



近年は健康の維持や増進のため、
体の機能に働きかける成分を含んだ
特定保健用食品の緑茶やその他のお茶が
普段の生活に受け入れられているようですね。




 2022年5月1日
薬剤師、国際中医師、国際中医薬膳師、
紡ぐしあわせ薬膳協会認定講師 伊東千鶴子