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お知らせ・コラム

<薬膳コラム>

2022年3月1日(火)

【薬膳コラム】春一番

国際中医師、国際中医薬膳師、薬剤師、
紡ぐしあわせ薬膳協会認定講師 伊東千鶴子です。

 春一番は冬から春への移り変わりに、
初めて吹く暖かい南よりの強い風です。
気象庁は立春から春分までの間に、広い範囲で初めて吹く、
暖かく強いまたはやや強い南よりの風としています。


 さて、皆様は昭和の歌謡曲「春一番」をご存じでしょうか。

当時、キャンディーズさんが唄うのを
テレビで見ていた幼い私は、寒さ厳しい冬が終わり、
春の暖かさが雪を解かしてくれる喜びを

子どもながらひしひしと感じ、これから友達と遊びに外に出られる
嬉しさにうきうきと心弾んだのを憶えています。



中国最古の医学書「黄帝内経素問」に
「春三月、此れを発陳(はっちん)と謂う。」という記述があります。
春三月は立春から立夏に至るまでの期間で、
春は発陳、すなわち陳(ふる)いものを推し開いて、
新しいものを発生させる季節です。



春になると、天地に陽気が生じて、気温が次第に上昇し、
暖かくなってきます。草木が芽生え、
動物は活発に動き出します。


春の陽気を受けて、ありとあらゆるものが生長、
発育していくように、私たちも心と身体をのびのびと、
いきいきと過ごしましょう。そして老いも若きも人間は、
過去から未来へと歩んでいくのです。


すっかり大人になった今、「春一番」を改めて聴くと、
その明るい歌声に刺激され、冬の間着ていた厚手の黒いコートはもうやめて、
春らしいジャケットを羽織って、久しぶりに出かけようかしらと思えました。
暖かいところへ行きましょうか。


 2022年3月1日

薬剤師、国際中医師、国際中医薬膳師、
紡ぐしあわせ薬膳協会認定講師 伊東千鶴子