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お知らせ・コラム

<薬膳コラム>

2017年2月1日(水)

【薬膳コラム】 春の始まり

はじめまして、国際中医薬膳師、薬剤師、紡ぐしあわせ薬膳協会認定講師の伊東千鶴子と申します。

今日からコラムを担当させていただくことになりました。薬膳のお話、食材や生薬について、
季節の養生法や中医学、東洋医学の古典、おすすめの書籍の紹介などお伝えしていきますので、
どうぞよろしくお願い致します。

 

さて、2月3日は節分ですね。本来、節分は立春、立夏、立秋、立冬の前日を指し、
季節を分けるという意味を持っています。一般的には立春の前日の節分がよく知られていて、
この日に「福は内、鬼は外」と声をあげながら行う豆まきは皆様にも馴染みのある風習ですよね。


 平安時代の辞書「和名抄」によると「鬼」は「陰(おに)」で、陽に相対する陰の象徴でもあり、
寒い冬から暖かい春に移り変わる節分に豆をまいて「陰=寒さ」の鬼を撃退し、「陽=暖かさ」の春を迎え入れるという説があります。
また、豆は魔を滅する(魔滅)とされて、節分の日に煎り豆をまいたり、食べたりすることで、邪気をはらうともいわれています。
今年は2月4日に立春を迎え、暦の上では春の始まりの日にあたります。


 まだまだ寒い日が続きますが、徐々に気温が上がって暖かくなり、やがて植物が芽生え、動物が活動し始めます。
中国最古の医学書「黄帝内経」に、季節の気候変化に合わせた養生法が記されています。
春を健やかに過ごすには、夜は少し遅く寝ても朝は早く起き、庭に出てゆったりと歩き、髪を解きほぐして、
身体をのびやかにし、春の陽気を受けて万物がどんどん成長していく様子を自分の心と身体にも思い描いて生活するとよいでしょう。

 

 暖かくなるにつれて?理(そうり:体表の毛穴)も緩んできますが、まだ今は大きな寒暖の変動に人体が対応しきれず、
外邪に侵入されやすい時期でもあるので、冷たい風や寒気に当たらないよう、用心しましょうね。  


次のコラム掲載は2月15日を予定しています。またご覧いただければ、嬉しくありがたく思います。

 

平成29年2月1日
国際中医薬膳師、薬剤師、紡ぐしあわせ薬膳協会認定講師 伊東千鶴子